退 屈 な 作 家 た ち
花・谷中
花屋
大学に京都へやって来、学生時代はジャズ好きが高じてJazzBarでアルバイトをする。卒業を間近にしても全く就活というものをせずそのままJazzBarで働く。 何年後かに転職を考えた時、老舗「花政」を紹介され花のことを何も知らず入った花の世界にどんどんのめり込んでいく。
超バブル時代、京都、大阪、神戸のいけこみにとどまらず東京までも花の仕事に行くこと5年。
花政時代にVOICEGalleryを借りての個展「幻獣」、「ノマド」を2回開催。
1991年に季節の花、和の花を中心に花の冷蔵庫は置かない、冷蔵庫には花を入れないというスタイルで花・谷中を開店し今に至る。今でこそ住宅街であったり不便な所にいろんなお店は出来ているがその当時皆無に近かった。
知ってもらうにはかなりの年数を要することになる。しかしその当時雑誌関係にはすごい勢いで、ものすごい数取り上げて頂いた。いただいたけれど飲食店のようにすぐに反応なし。
そんな花・谷中も来年で30年、店頭での販売、花束、かご花、配達、お店のいけこみ、撮影現場、イベント等のいけこみ、そして花の教室をしております。毎回季節を変えての教室展は生徒さんにとってはかなりスリリングかつ楽しいようで好評を頂いています。その様子は小川櫻時氏に撮影をお願いしています。
Apsu Shusei
アプスー・シュウセイ
文様作家、アートディレクター
展示・ライブドローイング
怪談蒐集家としての顔を持ち、怪談界隈でも高い知名度を誇る。
2010年頃から、Apsu(アプスー)名義にて活動を開始。靴やトートバッグ、木や石、紙や壁、楽器やミニ四駆など、ありとあらゆるものをキャンバスにして、繊細で幾何学的な線をアナログで描き込んでいく画風が特徴。
また、動物やヒト、怪獣、未確認生物といったモチーフに同様の文様を施していくデザインでも知られる。
アパレル業界のみならず、ミュージシャンや漫画家など、他ジャンルのクリエイターから多くの支持を受けている。
近年では、建物の内装や空間デザインをコーディネイトするアートディレクターとしての活動も開始。
田沼"ebizo"伸彦
音楽プロデューサー
サウンドトラック 及び ライブ演奏
1995年ベルギーR&S recordよりファーストシングルをリリースして、当時では数
少ない日本人音楽プロデューサーとして世界デビューを果たす。
その後、様々なレーベルを渡り歩きダンスミュージックシーンのみならず映画、インスタレーション、ゲーム音楽の監修やプロデュースを手掛け
独自路線を追求している。
2001年にはオーストリア・リンツ市で開催されている芸術祭にて監修した音楽ゲーム『REZ』でアルスエレクトロニカにて新人賞を受賞。
受賞を機に渡欧。オーストリアを音楽活動の拠点とし、5年間に渡りヨーロッパ各地にて活動。
2003年同国グラーツ市で開催されたヨーロッパユネスコデザイン&アート博覧会にて日本人アーティスト50余名を率いて日本のアンダーグラウンドカルチャーを紹介するイベントを主宰した。
ヨーロッパ帰国後、自身のスタジオStudio EBを東京都根津に設立。音楽からITのUX/UIの設計デザイン等も手掛け、その活動領域はアジア全域にまで拡大する。2017年にバーチャルリアリティの新しいデバイスSONY PS4にて代表作『REZ』が復刻され、本作は同年度アメリカでのBest VR Gameに選出される。
代表作 Takahashi Kuniyuki,Soil&Pimp Sessionsのミドリンを擁したバンド
WAVES『Encounter』(BEAMS record)
Code E名義でアンビエントダンスミュージックの新境地を切り開いたと評価されたCode E 『Algorithm Method』などがある。
亀村佳宏
ビデオグラファー
映像撮影・配信
1978年、京都生まれ。2002年、ケーブルTV「sports i ESPN」で番組制作。谷村新司さんのミュージックビデオ「風の暦」「マカリイ」などをディレクション。2006年、慶應義塾大学アート・センターで舞踏の創始者「土方巽」のデジタルアーカイヴを担当。2010年に京都に拠点を移し、2012年京都佛立ミュージアム学芸員、主任に就任。2018年、先進映像協会 ルミエール・ジャパン・アワードUHD部門(8K)において「8K 花美」で優秀作品賞を受賞。
நூல்
ヌール
刺繍作家
展示
2019年よりインドのミラー刺繍を習い始め、2020年コロナ期に刺繍に没頭し開眼。抽象的な図柄を即興で縫い作品を作り続けている。2020年10月に東京、11月に沖縄で展示とワークショップを開催する。